2018/11/18 その2

その1の続き
今回は写真が多くて長いです


ザレ場で進退窮まった絶体絶命の山神隊長。
足を動かせばズルズルと滑り落ちます。
見てる我々も焦りますが、何ともなりません・・・
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ですが、なんとか踏ん張っていただいて戻って来られました。
川へは落ちておりません。
何かを期待された読者の方、残念でした(笑)
ほらそこのあなた、「なんだ面白くねーな」とか言わない!
山神さんに怒られますよw


とにかくこういう状況なので、ここは突破できません。
高巻きもできないので一旦川に下りないといけませんが、川までは10mくらいありそう。
それも垂直の壁です。
幸いにも先行者の残してくれたトラロープがあったので下りられました。
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河原は巨大な岩があるので比較的進みやすいです。
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が、再度よじ登って林道まで戻るのが一苦労。
木の枝をつかんでの垂直登攀です(余裕無かったので写真なしw)

この難所、帰りにも通るんですよねぇ~
戻れるんかいな・・・


ここら辺は路肩のコンクリが残っております。
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このコンクリ擁壁の上を歩ける区間は楽ちん!
舗装路です
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山神隊長命名「六厩ストレート」
わざとらしくバランスを取るぬまさんと、平然と歩くakatoraさんw
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しかしそんな高速道路も長くありません。
相変わらずこんな道が大半
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擁壁が残ってても歩けない場所も。
内側の土砂が全て流れ出してます。
こんな状態になるまで何年かかったんでしょう・・・
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ちょっとした広い場所で林鉄のレール発見!
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これを見つけてテンションの上がったオッサン探索団でした。

ここから先は定期的に人工物の遺構が出てきて飽きさせません


しばらく行くと茶色の看板
綺麗サッパリ消えてますが、何が書かれていたんでしょうか
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近くには電柱の残骸らしきものもあります。
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こいつはどうも吊り橋の跡のようです。
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さらにすぐ先には作業小屋発見!
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中にはストーブにヤカンにヘルメット
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ここで休憩し、現在地を確認するとほぼ半分より少し過ぎたくらいの場所。
この時9:50、スタートから約2時間かかってました。


この先も相変わらずの荒れっぷり
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でもこんな平坦路も出てきて若干ペースが上がります。
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名無しのコンクリ橋
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カーブミラーがあったので自撮りしてみました(笑)
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吊り橋発見!
でも残念ながらだいぶ小さい
六厩川橋ではありません
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吊り橋のたもとには空き缶が多数。
プルトップがちぎれるタイプの缶や、1996年の文字も見えました。22年前か・・・
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ここも橋が残ってました!
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先ほどのコンクリ橋と違い、欄干や親柱も健在!
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クイック先生に習い、親柱チェックw
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「むまい川」「昭和三十四年」は読めましたが、肝心のお名前が読めません。
「か〇〇たにばし」のように読めましたが・・・
クイックさんならご存知かな?w


このあたりは地図上では御母衣湖になっています。
いよいよ橋は近い!
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しかしここからが非道い状態でした。
丸太の一本橋を歩いたり、この先も壊滅的な落石の極悪エリア。
おまけにこのあたりから左足の膝が痛くなり始めてました・・・
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電話線の電柱のところで隊長の歓声が聞こえました。
「橋が見えるぞー!」
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木々の間から見えるぞ!
夢にまで見た六厩川橋です!
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これだけ近くに見えたら着いたも同然。
あとは小蓑谷隧道を抜けたら橋に着きます!
この時10:55

あと少し!


てないいところですが、やっぱり長くなってしまったので続きは次回へ。



ここまでのルートとポイント
前半
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後半
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次回はいよいよ橋のご対面です。


ちなみに全3編の予定でしたが、長くなりすぎたんで4編で終了です。
22時にアップしますので見て下さいね