2017/01/27

かねてよりケッパコ四駆氏とクイック氏と日程調整してました、佐和山隧道合同探索の日記です。

昨年からケッパコ氏と「薮のない冬に行きましょう」と決めておりました。
それを聞きつけた山神さんにフライングされてましたが(笑)

その後いろいろあってこの日に決定したのですが、よりによって数十年ぶりの大雪。
やはり我々が計画すると何か起こります(笑)

旧隧道へのアクセス路は雪で入れない状態でした。
スタッドレスレスのノートさんは除雪済みの場所に駐車し、軽トラ2台をここに停めて歩きます。
イメージ 2


アクセス路はこの状態
イメージ 3


名物の廃車も雪を被って何がなんやら分かりません
イメージ 5


ここでクイック氏が一言
「廃車に気を取られてますが、石垣がありますよw」
ケッパコ氏と二人「おお~!」
イメージ 6


倒れた竹藪をくぐると
イメージ 4


意外に(思ってたよりすぐ)隧道にご対面出来ました。
しかし竹が被って全体像はよく分かりません。
イメージ 7


念願の初ご対面。じっくりと観察させていただきます。
イメージ 8

イメージ 11


イメージ 9

イメージ 10

隧道の中は閉塞してるため暖かいです。
3人でしばし歓談してましたが、とても落ち着ける空間でしたね。

クイックさんのライターデビューを記念して、ケッパコさんが乾杯しましょうとココアを買ってきてくれていました。
もちろんチェリオ(笑)
イメージ 12
普通においしかったですw



さてさて、ここまで来たからには反対側へ行きたいのですが、いかんせん積雪があって厳しそうです。
でもこの機会を逃せばもう行かない気がするし・・・迷うところです。
優柔不断な私がもたもたしてたら、クイックさん先陣を切って山を登り始めましたw
どうも私がそそのかして道案内をさせてしまうハメになったような気が・・・スイマセンでしたw


隧道の上はとんでもない竹林です
イメージ 13

イメージ 14

ところがそんな中に石垣が!
イメージ 15

イメージ 16

これは驚きました。旧々道の名残でしょう、つづら折れの道の痕跡ときっちり積まれた石垣が綺麗に残ってます。

振り返ると、喜びを撮影アングルで表現するケッパコ氏
イメージ 17


さらに進むと、常夜灯の石碑!
イメージ 18


ここが峠!
この切り通しは思わず歓声を上げてしまいました。
藪がなくて雪が積もってるので地形がよく分かります。
イメージ 19
隧道が出来る前、この道が彦根と米原を繋ぐ主要道だったんですね~
感動しました!


名もなき切り通しの峠を過ぎ、明らかに道であった名残を進みます。
イメージ 20


が、途中で道が消えてしまいました。
おそらく現トンネル工事の影響でしょう。おまけにここら辺から隧道までの間、竹藪が酷い!
イメージ 21


仕方なく迂回します。
が、とんでもない雪です。ズボッとはまると腰まで!
長靴の中にもバンバン雪が入ってきます。足が冷たい!
クイックさん曰く「これ以上進むと骨折の危険有り」
イメージ 22


国道8号の真上です。
走る車からもよく見えてるでしょうねw
イメージ 23

さらに迂回。
こんな激薮を何度となくくぐって
イメージ 24


やっとご対面です。
佐和山隧道米原側ポータル
イメージ 25

イメージ 28


正面にはわざと扁額を隠すかのように竹が覆い被さってます。
のこぎりで切って、扁額の前を開けて近接撮影
イメージ 26
文字はサッパリ読めませんでした。


帰りもこんな状況
急斜面に竹藪、深雪のオンパレード
中央の黒いのは悪戦苦闘中のクイックさんです
イメージ 27
ようやく旧旧道まで戻ってきた時は3人とも頭から長靴の中までずぶ濡れ。
でも無事に戻れて良かったです。

クイックさん、道案内していただき、ありがとうございました。
ケッパコさん、石垣を上がるとき手を貸していただき、ありがとうございました。



さて、雪がなければ多賀へ行きたかったのですが、この雪なので無理!
そろそろハラが減ったし、ラーメン食べたいけど場所をどこにしましょう・・・

相談の結果、お次は横山隧道へ向かいました。
イメージ 1

長くなってしまったので続きは次回へ。



イメージ 29