2015/06/24 その1
梅雨の中休みの休日。久々に林道探索しましょうかと考えてました。
多賀の鉱山跡か、上石津の林道か、気分を変えて若狭方面か、K氏オススメの根尾谷か・・・
行きたい所はたくさんありますが、先日行きそびれた池田山の牧場跡にでも行こうかと思ってました。

ということで朝、コーヒーを飲みながら定期訪問しているブログをチェックすると、
何とコッテジさんのブログに、新穂峠への記事が更新されてました。

しかも! 詳細地図があり、なんと「セロ尾さま」とご指名いただいているではありませんか!


こりゃ行かないわけにはいきませんな。
池田山はまた今度にしましょう


ちうことで行って参りました!




結果は

バイクで行ける道までは何とか行けましたが、登山道が分からず撤退となってしまいました・・・


 
ルートはこれ(北上している方)



滋賀県道40号、奥伊吹スキー場の手前、アグリコテージの手前を左に入ります。



初めは普通の林道



石碑のある広場まではらくらく



ここからは私の写真よりも、コッテジ氏のこの記事をご覧いただいた方が分かりやすいと思います。

この記事の時点から1ヶ月ほど経ってますが、コッテジ氏が開拓していただいたおかげで問題なくスムーズに通れました。
バイク乗りの域を超越した開拓精神。まさに尊敬すべき行動です。
私であれば途中で挫折していると思います。


コッテジ氏の開拓路を行きます









いずれも先月、氏によって切り開かれた道です。


しばらく行くと

植物の生長の力でしょう。こんなことになってました。

こんなこともあろうかと、私も折りたたみノコギリを持参しています。

横向きに生えた枝を何本か、ガリガリゴリゴリ

見通しが良くなりました



この先もこんな道





ここは路肩が崩落しています



ゲートをくぐると



連続倒木エリア





これはコッテジ氏の偉業です


コイツが最後の倒木。乗り越えることができませんでした。

写真がありませんが、リアタイヤが地面を削ってはまりこんでしまうパターン。


セローをここに置いて歩きます。数メートル先が林道終点の広場です。



さて、ここまではコッテジ氏のおかげで何とか到達することができました。
ここから先は未知の世界、山歩きです。
ちなみにワタクシ、山歩きは興味もないしやったこともありません・・・


とりあえず行ってみた。



赤いテープがあるのでこれを目印に



白いテープもあります。



これはコッテジ氏の地図にある「笹藪」でしょう



川を渡って向こう岸へ



ところが、向かい側には川沿いに道らしきものがありません・・・
仕方ないので川の中を進みます。

今から思えばこの時点で道を間違えてますな。


左上を見上げると尾根が見えました。
尾根まで上がると道があるかもと思い、左のガケに近い斜面を登ります。
今から思えばこのあたり、赤テープも白テープもなかったような・・・
完全に道を間違ってたんですが、冷静さを失ってますね。


急斜面の木の枝をつかみ、はぁはぁ言いながら汗だくで登ったら、登山道?ケモノ道?があった!
こんな道

これが登山道と信じて進みますが・・・


しかし、この先で激薮

どこをどう見ても道らしきものがありません。

ウロウロするとろくなことにならないと思い、ここで引き返します。
蒸し暑い日だったこともあって、とにかく暑くて全身汗だく、疲れました・・・

服装はTシャツにメッシュジャケット、プロテクター入りジーンズ、オフブーツ、バイク用グローブというとても登山するカッコではありません。


後半のルートのログがこちら

グーグルマップで詳細地形が出ないので分かりにくいですが、最後は北方向へ進んでるのが間違い。

こういうことだと思われます

川の分岐を見誤って北側の谷に入ってしまったんでしょう。


山へ行くときは国土地理院の地図と方位磁石が必要だと思いましたね。
たぶん新穂峠以外へは行きませんが・・


ということで、非常に残念ながら道が分からず撤退となってしまいました。
林道終点までセローで行けたのは満足でしたが、目的である新穂峠へは行けず、未だ青看板を拝むことができません。


このあと、いかにも悔しいので前回は雪で到達できなかった岐阜県側からチャレンジしましょう!

しかし、ここから岐阜県側の新穂谷への入口「諸家」へは、R303八草トンネル経由でもR21関ヶ原経由でも70km以上あります。
ということで久々に品又峠越えで岐阜県へ行きました。


続きは<その2>へ。



以上、新穂峠挫折日記でした。